こんなに激安でええんかい!!!フェラが大好きな女の子が大集合!このヤリマン女をめちゃくちゃにして下さい!Gカップファミレス店員を盗撮!パイパンツルツルロリ娘♪とあるマンションの非常口で、ご主人様に命令されました

    2011

11.02

引越しました


ブログのの構成についてのお知らせ




→あたらしい「スパンキングとSM」へ



 いろいろと、試行錯誤をしてきたのですが、引越し先のテンプレートをお願いしてあった方の都合で、まだ、完成していません。新館は、ブログ内リンクが切れたままになっているので、読みづらいと思います。
それで、物語だけ旧館で、公開する形にしました。

1.新館、通常更新のブログ
2.旧館、物語を読むためのブログ
ためのブログ3.別館、女性向けSMあまあまロマンス
 
 こんな感じです。行ったり来たりで、使いにくいかもしれませんが。物語は基本、物語を読むための目次から、日常の更新は、新館のブログでお願いします。


スパンキングとSM さやか

Category: おしらせ・他
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    2011

11.02

★目次★



恥ずかしいの(6回シリーズ・完結)

 入院した心愛ちゃんの担当は、浣腸の好きな看護士の悪鬼さん。医療行為のはずがドンドンエスカレートして・・・・。


可愛いせつな♪

可愛いせつな♪・2

 さやかがblogの波の中でみつけた可愛いせつなちゃんのスパンキング体験!せつなちゃんは、さやかのものですからとっちゃダメです!


いきたい・・

 ボーイズ超ショート・・・って言うより細切れ?まだ、キャラもできてない。コレがいつか形になる日は来るのかしら・・・・。


サディストの私

 きれいな雪江お姉さんをお仕置きするのは、私の役目。今日は乳房を打ってあげるね。


みほちゃん1・前編

みほちゃん2・後編

みほちゃん3・前編

みほちゃん4・後編

みほちゃん5

みほちゃん6

みほちゃんと私

みほちゃん7

みほちゃん8

 さやかが妄想を書き始めたきっかけになったみほちゃん。高校生の女の子です。彼女のブログのキリバン毎に書いていました。一生懸命虐めているうちにドンドン深みに。


面格子

むかしむかしあるところに・・・

ラブリュイール

洗濯ばさみ

18の春

18の夏

18の秋

21の冬

ネット調教

狭間に・・・・

舞姫



【お仕置きシリーズ】


スパンキング

★お仕置き・1から始まった物語は、書きなおして11、半陰陽の花・・・Androgynous(完結)として、人形のようににアップしました。

万里江

美由紀

ラブ・すぱんきんぐ

クロード

琴音・第一部(夫)

琴音・第二部(義母)

琴音・第三部(義父)

琴音第四部(お披露目)





「人形のように」

↓タイトルをクリックするとページに飛べます。
NEW!16、休みの日におまえは・・・

 志方拓真と高野晃のふたりは会社の同僚で偶に身体を繋げる関係だったのだが・・・。短編「休みの日の会社は・・・」の二人のその後・・・。

15、短編
  (1)僕は書生さん♪
  (2)願い(番外編)
  (3)休みの日の会社は・・・
  (4)やさしいささやき
  (5)休みの日に家で・・・・
  (6)休みの日の前の夜は・・・・

14、御伽話

 本宅で、あるサンプルにずっと続けて書いている詩です。本宅にいる限り、詩の中身はあまり注目されません。(笑)

13、ずっとあなたが好きでした・2(完結)

 「きみのためならどんなことでもできる・・・そう信じていたのに。君を失うなんて考えもしなかった。」その時東野は・・・。

12、そしてカノン(完結)

 辛い気持ちを忘れたい時、なぜか痛みが必要になる・・・それなのにそれを認めるのにもためらいが・・・・フランツの辛い気持ちはヴァンツを揺れ動かす。

11、半陰陽の花・・・Androgynous(完結)

 「お尻を叩かないの?」愛らしい赤い唇に求められて、抗することのできる男などいるものだろうか?

10、メール調教ユキ(初期作品)(完結)

 女の子の先輩からメール調教を受ける事になったユキ。恥ずかしいこと命令されて、恥ずかしいことをしている自分が信じられなかった。でも、一度知ってしまった世界。もう、後戻りは出来ない・・・・。


9、さわってほしい・2(完結)

 淳一君の身体を毎日拡張している各務。サディストの彼にも高原のMのパートナーだった8年間の過去がある。淳一の恋は実るのか?


8、君は花のように・・・(完結)

 恋人にSMの写真集のモデルになることを求められたら、あなたは、うなずきますか?


7、願い(完結)

 自分が男しか愛せないと気が付いた時。それは、どんなに願ってみても、愛する人に出会えない長い旅の始まりだった。


6、あなたが欲しい(完結)

「ずっとあなたが好きでした」番外編 瑞季に一ヶ月も射精を禁じられている東野は、すでに、ぎりぎり。瑞希の側にいるだけで、彼女に触れたくてたまらない。

5、ずっとあなたが好きでした(完結)

 瑞季は、Mの男性にSMの手ほどきを受けてから、水曜日は秘密のクラブで遊んでいるはんぱな女王様。ところが、秘書の東野に告白されてから・・・・。求められるってなんでこんなに心地いいんだろう。

4、Sのテクニック(完結)

 「サディストな彼」の博人君がどうにも頭の上がらない人がいます。それは「悪逆非道傲岸不遜ザイルの神経」の叔父さんです。

3、加虐と被虐の輪舞曲 (完結)

 一生あなたに忠誠を捧げると決心していた。あなたを守り、使え支えになる事。あなたが私に見せてくれた苦しみを取り除けたら。それだけを願っていたのに・・・。私の心の中には悪魔が住んでいる。あなたの痛みそれがこれほど甘いものだとは・・・・・。私は囚われる。あなたの苦しみに。

2、サディストな彼(完結)

 私の大好きな博人さんは、SMが好きだったの・・・。私は彼と一緒に扉をくぐって行けるのかしら?

1、さわってほしい

 男に売られちゃった俺、淳一。相手は筋金入りの実業家でサディスト高原弓人。なのに、下準備をする医者のほうへ惚れちゃうなんて・・・最低。

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    2010

12.10

舞姫・4

舞姫・1を読む








 必死に顔を背けて、覆い隠したくて勝手に動きだしそうな手を握り締めて、身体を固くしたまま立ちつくす。視線が、肌を切り裂くようで、身動きするとバラバラになりそうで、恥ずかしさに叫び出してしまうんじゃないかと思いながら、じっと立ちつくす。
 時間がのろのろとすすみ、身体が、赤く火照り、汗が滲む。

「ワルツ。ホールドを取って。」

 え?脳が、言葉を理解するのに時間がかかり、私は、ただ呆然とする。

 そうだった。私は、ダンスを習うためにここにいる。綺麗に踊りたいがために、うまく踊りたいがために。全裸のままで何も身を覆うものがないままで、ポーズをとる自分を思い描く事が出来なかった。でも、服を脱いだのはそのため。ダンスを習うためなのだ。

 のろのろと腕を持ち上げ、ダンスを踊るために相手と組みあう姿勢を取った。胸を張り、背を伸ばし、腹筋に力を入れる。持ち上げた腕はやわらかく、相手に頼らず、一人でバランスを取る。頭の中で、美しい形を描き、それを体でなぞる。

「力を抜いて、案山子踊りじゃないぞ。」

 素肌に教師の手が伸びてきて、腰板を後ろから軽く押した。ひっ、っと、ひと声、喉奥で飲みこんで、ようやく私は跳びあがらないで、何とかその姿勢のまま留まる事が出来た。

「鏡を見て。」

 言われて、恐る恐る視線を上げる。磨きあげられた鏡の中央に全裸でワルツのホールド姿勢を取っている自分の姿が見えた。新たな恥ずかしさが襲って来て、私は、思わず、視線を逸らさずにはいられない。

「目を逸らすな。」

 冷静で平坦な教師の言葉は、私を、その姿勢に縛りつけるようだ。添えられた彼の手が、触れるか触れないかの位置をゆっくりと這い廻り始めた。ああ、嫌。触らないで。触らないで。心の声は、外に漏れる事なく抑え込まれる。
 撫で廻すような、愛撫するような、それでいて、さらさらとした乾いた手は、時々、私の身体をそっと押し、正しい姿勢へと導いて行く。鏡の中に映る白い身体は、黒い服を着た悪魔のようにいびつな男の手に捕らわれて心細げに立ちつくしている。心臓はどきどきと走りだし、火照る頬は、熱く燃え上がる。ふと、手が離れ、教師が動いた。離れ、そして戻ってくる間に音楽が流れ出す。

 ワルツだ。

 くるりと、教師が正面に来て、私の手を取った。ふんわりと身体が重なる。相手が服を着ている。そして、私は素裸なのだ。肌に触れる布地が痛いほどそれを思い知らせた。ギュッと目を瞑って、恥ずかしさを、振りほどく。
 ああ、このホールドもそうしてふりほどけたらいいのに。だが、私は柔らかく彼の腕の中に納まり、私の下腹は、彼の身体に軽く押しつけられた。

 軽く、押された。

 そして、私達は動き出した。音楽にのせて、ワルツのステップを踏む。リードのままに下がり、前に出る。ぐうんと沈み、そして持ち上がる。足を交差させ、横に滑り出る。

「ストップ。」
 
 はっと、我に帰ると、そのホールドが解けていた。

「今のところだ。ダウン、そしてアップ。うまくダウンできてない。それに、ホールドが固くてバランスをくずす。腕に力を入れるな、相手に体重をかけてるぞ。自分だけで立つんだ。」

「も一度」

 そう、もう一度、ギュッと目を瞑り、思い切って動き出す。忘れて、自分が裸なのは忘れるんだ。しかし素肌に触れている彼の手は熱く、背中が燃えるようだった。

「だめだ。ダウンを意識して、深く沈む。歩幅をもっとしっかりとって。」

 私は、喘いだ。足を開くと頼りなく足の間を風が吹き抜けていく。それだけでなく、パンティをつけていないだけで、不思議な感覚が足の間に送りこまれて来るのが感じられる。なぜ?私は何も望んでいない。身体が勝手に反応している。教師の服を着た脚が、私の素裸の脚を割って入りこんで来る。

 そして、教師の手が、わずかに正しいはずのホールドからずれた。私は、びくっと、止まってしまう。

「どうした?続けて。」
「嫌。手が・・・・。」
「そうだな。」

 捕らわれて、逆らえないまま、私は、必死に息を吸い込む。

「ダウンを意識しろ、うまくいかない度に手は下へ降りて行くぞ。」

 低く囁く、悪魔の声。
 何を言われているのか分かって、私の、心臓は跳ね上がる。正しく踊らないと彼の手はどんどんと下へ降りてくるつもりなのだ。崖っぷちに向かって、歩かされている。恥ずかしさなどにかまっている場合じゃない。相手のリードに身体を任せて、動きに気持ちを集中しようとした。
 くるりと、身体が廻り、視線の先に自分の白い背が見えた。そしてその背を這う男の手が。ああ・・見ずにはいられない。その手が、這い降りてくる先を。白い桃色の二つのふくらみとその間の谷間。
 身を守るために正しく踊る。意識しちゃだめだ。柔らかく。身体を預けるんだ。

 けれど、そう思えば思うほど、一瞬横切る自分の白い体を見つめずにはいられなかった。くるりと回る度に、這い降りてくる手。ゆっくりと、狭間に向けて這い降りてくる手を。

 ああ、嫌。やめて。助けて。触らないで、お願い。止まって。止まって。
 必死になって、正しい姿勢を保って、踊り続ける。今度はうまく行った。あ、だめ、失敗。また降りてくる手。そんな・・・嫌ぁ。もう、だめ。それ以上はだめ。

「どうした。集中しないと、想像している通りになるぞ。」

 ひぃぃ・・。私は、悲鳴を押し殺した。またひとつぶん。そしてまたひとつぶん。手が、降りてくる。さっきまで熱く火照っていた身体に、総毛立つような感覚が襲って来て、さっと鳥肌が立った。 手は、双球の割れ目を這い降りはじめていた。その行きつく先は、考えなくても知れていた。

 いやいやいやいやいやいや・・・・そんな。やめて。止まって。止まって。止まって。

 近づいてくる指。もう踊るどころじゃない。それなのに私はただ夢中でステップを踏んでいた。崖っぷちは、もう目の前。後は跳び下りるしかない。振りほどいて逃げる。そうするしかない。伸びあがり、沈み込む。身体が、浮きあがる。

 その瞬間、相手の手はぴったりと私の恥ずかしいお尻の穴の上に押し付けられていた。

 いやあああああああああああああ!!

 私は、声も立てられずに相手の腕にしがみついた。だが、教師はリードを止めようとはしない。

「踊るんだ。」

 くるり。くるり。くるり。廻る輪。鏡の中に踊る。串刺しにされて逃げる事も出来ず踊り続ける。見つめずにはいられない。禁断の場所へゆっくりと沈んでこようとする指をまといつけたまま踊り続ける白い身体を。
 私は、泣き、むせびながら踊った・・・。

 ただ、教師のリードのままに廻り続けた。


続く・・

Category: 物語
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    2010

12.06

舞姫・3

舞姫・1を読む







「レッスンの前に服を脱いで。」

 誰もいないレッスンルームに教師の声が静かに響く。二人きりの気まずさに、照明の灯りが床の上に丸い光を重ねているのを見つめていた私は、はっと我に返った。

「服を脱ぐんですか?」

 思いもかけない指示に、私の声は上ずった。思わず誰かの助けを求めて周囲を見廻しても、誰に助けを求められる訳でもない。教師と私の二人だけ。服を脱ぐってどういうことなのか、実感がわかないまま教師の顔をまじまじと見つめてしまい、相手の揺るがぬ視線に困惑する。

「ここで?」

 もう一度周囲を見渡す。ぴかぴかに磨き上げられた広々として何も無い床の向こうには、一面の鏡。そして、その鏡を一直線に区切って取り付けられた、レッスンのためのバー。そんな場所で、よく知らない男を前にして服を脱ぐという、あまりの非現実さに私は困惑した。

「脱げません。」
 ちょっと首をかしげ、じっと見つめてくる教師は、頬を軽く歪めるようにして笑い。
「脱げないのならレッスンはできない。お帰り。」
と、扉の方へ顎をしゃくった。

 本気で脱げと言っているのだ。私は、そこへ到ってようやく、自分が、今、ここで、服を脱がなければならないと言う事を理解できた。必死に首を振る。人前で服を脱ぐ、しかも、こんなだだっ広い場所で。愛情を交わそうとしてる訳でもなく、ただ、服を脱ぐなんてできる訳がない。

 だが、教師は、ただ、黙って立っていた。私に、出ていくか…それとも、残るのかを選ばせて。ただ、待っている。

 私の頭の中は、混乱と、恐れと、羞恥で、でんぐりがえりそうである。

「向こうへ行って脱いできてもいいですか?」

「いや、だめだ。・・・ここで脱ぎなさい。」

 私は、追い詰められて満足に息もできない有り様だった。

 だけど、ここまで来て、逃げ出すなんてできない。生来の意地っ張りの性格が頭をもたげ、一つ、息を吸いこんで、私はブラウスのボタンを外し始めた。震える手で、一つずつボタンを外して行く。慣れているはずの動作が、うまく行かず、自分がどれほど緊張してるのかが分かって、ますます、気持ちが上ずってきた。
 ブラウスの前が開くと、布地の中から、一つずつ肩を引き抜きだした。必要が無いのに、身を縮めようとして、腕がうまく抜けない。肩が袖に引っ掛かって、それで、尚更焦り、身体は熱くほてってくる。ブラウスを床に落とすと。正面の鏡に、キャミソールとスカートだけの自分の姿が映っていた。

 かああああっと、顔がほてる。「恥ずかしいってこういう事なんだ。」と、改めて認識する。
 でも、ここでやめたら、ばかみたいじゃないか。もう、一枚脱いじゃったのだもの。私は自分に言い聞かせながらキャミソールをスカートから引っ張り出すと、一気にまくりあげた。頭から布切れを抜くと、もう、鏡を見るのが怖かった。上半身はブラだけになっているはず。

 スカートを先に・・・?それともストッキング?なんてバカな事で迷ってるんだろう。どっちにしても、両方脱がなきゃいけないのに。それでも私は、ストッキング姿を見られるのが嫌さに、先にそれを脱ごうと決めた。そして、本能的に、教師に背を向けようとした。

「こっちをむいたままだ。」

 あああ、嫌。どうして?服を脱げばいいんでしょ?なぜ、目の前で脱がなきゃいけないの?しかも教師の方を向いたまま?一度、背を向けてしまうと、正面に向き直るのがなんて難しいんだろう。ただ、それだけの動作に恥ずかしくて汗が滲んで来る。

 勇気を出して、手をスカートの裾からもぐりこませて、かがむようにしてお尻の方へ廻すとくるりとパンティストッキングを巻き降ろした。立ったまま、綺麗に脱ぐにはどうしたらいいんだろう。身体を堅くして、ストッキングを引き降ろし、足を一本ずつ汗ばんで絡みつくナイロンの中から引き抜こうとした。バランスを保つのが難しい。小さく、できるだけ小さい動作で脱ごうとしているからだ。私は泣きたい気分で、片方の爪先をようやく抜きだすと、足を踏み変えて、もう一方の足にとりかかった。
 ブラウスの横にストッキングを落とす。次はスカートだ。チャックを降ろすと後は手を離せばすとんと落ちる。16枚剥ぎのフレアスカートは、身体のどこにも引っかかりようが無い。手を離せば、私はブラジャーとパンティだけの姿になってしまう。どうしよう。どうしよう。でも、迷ってもしょうがない。進むしかないのだ。

 自分からスカートを握る手を離したのに、身体が露わになった途端に、私は、しゃがみこんでいた。恥ずかしさに身体が震える。顔を伏せて、床に丸まり、このまま、自分の影の中に逃げ込みたい。床の上で小さくなって震えてる私を、教師は黙って見降ろしているだけだった。

 時間が経って行く。このままではどうしようもない。立つしかないのだ。私は、もう一度決心し直し、おずおずと立ち上がり、教師の前に下着姿の身体を晒した。

「お、お願いです。もう、これで・・・・。」

 答えは分かりきっていたのだけれど、すがるような思いで言葉を絞り出した。全裸になるなんて、耐えられない。服を抱えて逃げ出したい。

「だめだ。」

 淡々とした答えが返ってくるばかりだった。ああ、失敗した。ためらったり、逡巡したり、そんな事をせずに、お風呂に入る時のように、さっさと脱いでしまえばよかったのに。そうすれば、こんなに恥ずかしさにさいなまれる事なく、この時間を通過してしまえたのに。でも、もう、やり直しはできない。
 床の上に、輪を描いたスカートから抜けだすと、かがんでそれを拾い上げるとブラウスの上に乗せる。

 込み上げてくる羞恥は押さえようがなく。肩をすぼめて腕を後ろに回した。ブラのホックを外す。胸の前の布地を押さえたまま、肩紐から腕を引き抜く。そしてもう片方も。
 私は、自分の抱きしめている小さな布地にすがりつくような思いだった。手を離さないといけないのが分かっているのに、一瞬ですむはずなのに、そこを越えるのがなぜこんなに困難なのか。
 男の前で、自ら脱いで、胸を晒すと言う事が、こんなにも身の置き所が無くなるほど恥ずかしいなんて思ってもいなかった。

 それでも、少しずつ布地はずれていき。私はため息とともに、それを床に落とした。片方の手でしっかりと胸の膨らみを覆いながら。立ちつくす。教師は何も言わない。

 私は次の作業に取り掛かる。最後に残った、ただ一枚の身に着けるものを脱ぎ棄てなければならなかった。左手で胸を覆ったまま、私は右手だけでパンティを降ろそうとしはじめた。
 いつもは両手でするりと引き抜ける物を、片手だけでしようとすると何と困難な事か。だが、私には左手で胸を覆う事が最後の砦のようになっていて、どうやっても、やめられなかった。不自由に右手だけで少しずつパンティをずり降ろしていく。それが、羞恥を長引かせる結果にしかならない事が分かっていても、恥ずかしさを煽り立てている結果になっている事が分かっていても、どうしようもなかった。

 身体中を真っ赤にして、ぎこちなく、最後の一枚を抜きとった瞬間に、私は右手で、下腹の茂みを覆わずにはいられなかった。脚をくの字にして、できるだけ隠そうとして、左手で胸を覆い、右手で茂みを覆い隠そうとする。

 その時、私の目に、床に脱ぎ棄てられたまま落ちているパンティが目に飛び込んできた。くしゃくしゃと小さくなってはいるものの、今脱ぎ棄てた形のままに落ちている自分の下着。もう限界だと思っていた羞恥がまた強く襲ってくる。急いでそれを拾って、服の下に隠さなければと思うのに、それをする事は、身体を覆っている手をどける事だった。喘ぎながら、ためらいを振り棄てて私は落ちている下着に飛びついた。
 大急ぎで、積み重なっている服の下にそれを突っ込むと、次は、もう一度立ち上がらなければいけない。

 なぜなのだろう。一つの動作。一つの呼吸が恥ずかしく。私は、目眩がしそうだった。必死になって自分の身体を隠そうとして両掌を広げても、全裸で立っている事は変えようがない。自分だけが服を着ていない。その事が、広い教室のひんやりとした空気の中で、熱く汗ばんだ身体には、ただただ恥ずかしく居たたまれない。

「手をどけろ。」

 最後はそう言われるのは分かっていた。最初から分かっていた。何もかも見せなくてはならない事が分かっていた。それでも、私は、ちらと、教師の肩越しに鏡を盗み見ずにはいられなかった。すべてを晒す前の、自分の姿を見ずにはいられなかった。


舞姫4へ続く・・



→★物語を読むための目次★

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    2010

10.08

唐突な段落



目隠しして腋晒し





 店を出て一番最初の角の小さな小道で、あの人はいきなり私を小道へ引き込んだ。考える暇もなく、抵抗する隙もなく、心構えも無く、壁に押し付けられる。
 暗い小道、通り過ぎる車のヘッドライトと、向かい側の街灯の白い明り。
 頬に当たるコンクリートの壁、ついた手にざらつく、壁の凹凸。身動きが取れない。意外な状況に走り出した心臓の鼓動と、重なるぶあつい身体の重みが、真っ白になった頭の中をいっぱいにする。
 スカートをめくりあげてくる迷いのない手。下着もろともにストッキングを引き下ろす。ひんやりと外気に触れる事で分かる。自分の身体の熱さと湿ったほてり。

「いやか?」

 口を開けて息を吸い込む。首を降ろうとして、どっちか分からない事に気がついた。
 外でやったことなど一度もない。誰かに見られたらどうしよう、とも思う。だが、恥ずかしさはさほどなく、どこか、開き直りのような、それでいて、膝の力が抜けてそこから溶けて流れ出して行きそうな不思議な感覚がせめぎあっていた。
 掌が足の間を撫で上げる。その掌の熱さに思わず目を閉じる。吐息。あえぎ、それから、ひゅっと吸いこんで息を止める。いきなり引き裂かれる力に、私はなすすべもなく、のけぞる。

 ゆれる。風景がそして自分の身体が。突き上げられる。街灯の明かりがフラッシュのように瞼の裏に瞬いて、BGMに湿った音が響く。私は私でなくなり、ただの、濡れた肉の塊のよう。喘ぎ、押さえきれない声をもらす淫らな肉。

 何もかもが本当のようでなく、何もかもが当たり前のように、すとん・・・と胸の中に落ちて。これでいい、ああ、これでいいのだ。と・・・。

 色と光が混じり合う世界が音を立てて弾けて、ぽんっと終わりになり、私は放り出された。あの人はハンカチを取りだすと、自分のものを拭い、濡れた足の間をおざなりに拭ってくれた。

「しまえ。」

 うん、とうなずいた途端に、足に力が入らなくなって、かくん・・・と砕けた。いきなりだったのに、測っていたように、あの人の腕がのびてきて、その胸の中に抱きとめられる。

 その瞬間に抜けおちていた感覚が、雪崩を打って戻ってきた。

 あ・・逝くかもしれない。

 抱きとめられた腕の中で私は痙攣した。中途半端にパンティをストッキングを足に絡ませたまま。

 なぜ、さっきでなく。

 なんで、今なのか・・。

 分からないままに、あの人の腕にしがみつく。

「いけよ・・もう一度、いけ。」

 なぜ、この人の声は、いつも、こんなに、しらじらと醒めているんだろう。ただ、耳朶にに触れる息が、私の、心を震わせる。何も考えずに、身を任せていられる幸せ。

 夜は、白い街灯の明かりが切りとる世界の、その光の外側にある。

 なにもかも終わって、ようやく何とか立てるようになった私は、ふらふらと歩き出す前に、下着をあげないで、脱ぎ棄てて・・・くるくると丸めてバッグの中に突っ込んだ。


M男性のためのリンク
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    2010

06.01

舞姫・2

舞姫・1を読む







 半年ほどの間通った、社交ダンスのレッスンは一向に上達の兆しを見せなかった。ステップを覚えるのは簡単だったし、スタイルもまあまあの私は、例のきらきらイケメン教師の腕にしがみつき、ふりまわされて、くるくる廻った。
 でも、鏡に映る動きは、どう見ても、オルゴールの中の人形の様。ワルツやクイックのようなダンスは、まだしも、タンゴやブルースになると何か物足りない。ましてやルンバやサンバのようなラテンダンスとなると、お手上げだった。
 そんな時に、私をダンスに誘った友達が、上のクラスのアマチュア試験を受けるので、見学に行った。私と大差ないダンスを踊る人もいるけれど、私の友達は、ダンス歴も長くて、パートナーも教室で仲良くなり付き合い始めた社会人で、おまけに本人いわく相性もばっちりなせいか、とりわけ光っているように見えた。

 うまいなぁ・・・。うらやましくて、ちょっと胸が煮えた。先んじて習っていた2年という時間はともかく、同じステップひとつとっても、どこか、セクシーで、色っぽい。爪先が床をなぞるように擦れて行く時の膝が描くラインも、腰が揺れる様も・・・。思わずため息が漏れた。

「もっと、うまく踊りたいのか。」

 話しかけられて、びっくりして振り向くと、そこには、あのダンス教室の教師が立っていた。ジプシーのテントをランタンの灯りを頼りにくぐる占い婆の後ろに片足を立てて座っているような、いびつで黒い男。何にも動じず、動く度に、風が吹く。草原の風が・・・。

「先生。あ・・・・・踊りたいです・・・。」
小さな声で返事した。私は、この教師が怖い。とても怖いのだ。怒ったりする訳じゃないのは知っているが、低い声は、逆らう事を許さないかのように地を這う。
「性の喜びを知らないとね。」
 それが意味するものに思い当たり、私は顔を赤くした。男を知らない訳じゃないけど、知っているかと言われればたいした経験のない私は、色っぽさからは程遠いのかもしれない。最初の彼も、二番目の彼も、そして、こないだ別れた三番目の彼も、私を大事にしてくれたけど、ただ、それだけだった。
 でも、セックスに長けているからと言って、うまく踊れるなんて嘘。私は、ちょっと反抗的に教師を上目づかいで見た。教師は、私が納得してないのに気が付いたのだろう、微苦笑して、ちょっとかがむようにして、私の横顔を覗き込んだ。
「信じてないね。」
 首筋に暖かい息がかかり、私は、ぞくっとして、首をすくめた。酩酊するような感覚が背筋を這い上る。そんな事は初めてだった。私は、何気ない教師のそんな振る舞いに、なぜそんなふうになるのか不思議に思った。知らず、思わず、覗き込んで来る教師の瞳をみつめかえす。黒い・・・虹彩が分からないほどに真っ黒な相手の瞳を。

 何がどうなったのか分からないけど、だからって男と遊ぶつもりなんかないとむきになって抗弁する私を、教師は、困った娘だなぁ・・・と、雛鳥を見るように優しく笑った。セックスはむしろ関係ない。セックスしなくても身体が男に触れる喜びを覚えてる事が大切なのだ。求愛のダンスだからね。知らないものは表現できない。

 そう、私は何も知らなかった。男の言う事がよく分からなかった。教師が私の腰を何気なくホールドして引き寄せた時、その掌の厚みと暖かさに、思わず腰を相手の身体に押し付けてしまっていた。ごく当然の動き。あまりにも自然な動き。何の疑いも抱かせない、自信のあるリード。
 しなくてもいけるかどうかためしてみるか?服も脱がずに、性器にも触らないで。私はあれやこれやと反論しながらも、男の導くままに競技場を出て、人通りの少ない裏道を曲がり、どことも知れぬ草むらへ連れ込まれ、そしてそこで男とダンスを踊る羽目になったのだった。


→舞姫3へ続く・・



→★物語を読むための目次★
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    2010

04.18

舞姫・1


sensuality_art: Слушай песню ветра




 線路沿いの草むらの中、住宅街の屋根を見あげながら、丈の高い草の中に横たわって、私は、男の腕の中にいた。
 ちょっと小太りで背の低いその男は、道で声をかけられたら絶対に、
「しかと」したくなるんじゃないかと思う容貌をしていた。ごつごつと、節くれだった木の切り株から切り出したような日に焼けた顔立ちに、丸くころころとした指。絶対に私よりも20は年上。いやもっと上かもしれない。厚みがある身体や、頑丈な手足が、中年の脂をのせて、ギトギトと光っている。
 そんな男の印象は、いつしか、色変わりのマーブル模様のように、からくりのどんでん返しのように、くるくると変わっていく。王様や王子様の陰で笑う、どこかいびつでゆがんだ道化師のように、あっと驚かせ、違う姿をひけらかす。捕まったら、悲鳴もあげられぬようにすばやく、人を、あっさりと地獄の穴の中へ引きずり込むだけの本性を持っている男。

 もし、その男が、綺麗に洗った後のシャボンの香りをさせていなくて、
どんな時でも、ピンと背筋が伸びていなければ、私はその男に身体を預けただろうか。その丸太のように腕が、私の身体を勝手気ままに抱きしめて、右へ左へと、振り回すのに身をまかせたりしただろうか。もし、その男と、暗い街灯の下で擦れ違ったら、私は恐怖に震えて廻れ右をして、叫びながら逃げ出したのだろうか。

 分からない。

 実際は、そうじゃなく、私は彼と、社交ダンスの教室のミラーボールの下で出会った。有名な競技ダンスの選手を次々とイギリスへ送りだしている名の知れた教室の、いわゆる初心者向きのレッスン。私の相手をしたのは、若いちょっとイケメンの教師だったのだけれど、レッスンの半ばには、私は、その黒い男の方に目を奪われていたのだ。
 明らかに「うまい」と、分かる男女のペアの側に男は立っていた。言葉少なに指示を出し、時々、ちょっとステップを踏んで見せたり、2、3歩毎に、ポーズの途中で止まったマネキンのように動きを止めたりしている男女の身体に手を添えて、正しい位置に来るように直したりしている。
 どうみてもちんちくりんで、不格好なのに、なぜ、こんなに目を引くのだろう。何気ない手の振りにも、足の運びにも、特に変わった事があったわけでもない・・・いや、もしかしたらあったのかもしれないけど、初心者の私には、それを見分けられるほどの力もなく、ただ、目の前に立っている、私をホールドしている、キラキラしくすらりとした若いダンス教師の肩越しに、そのイケメン教師が私をくるりと回すその度毎に、私は、そのどう見てもどこかバランスの悪い、いびつで美しい奇形を思わせる身体付きの男を、見つめずにはいられなかった。

 そして、今、ごくあたりまえに、人が通って行く、その道の傍にある草むらの中に、私は、男の腕の中で、背中を土につけたまま、思わず開いた瞳に眩しい空を仰ぎ見ては、ギュッと目を瞑る事を繰り返していた。身動きがとれないほど、しっかりと絡みついた両腕の中、首をすくめようとして、甲斐の無い努力を繰り返しながら。男の胸を必死に押し返す。足をばたつかせてもがき逃れようとする。男の腕は強く、私の、抗いにびくともしない。

 背筋を這い上がっては、翻り身体の中心を貫いては遠ざかる、その甘い感覚に、私は、翻弄されていた。
 男がやっている事は、私の耳に唇を押しあてて、舐めたりしゃぶったり、息を吹きこんだり、吐息のような喘ぎを訊かせたり、舌を押し入れて来たりするだけなのに。最初は、身震いしては、首を振ったりしていた私は、すっかり地面に押し付けられ、もう、その耳も彼の唾液に濡れた頸筋も、感じやすい髪の生え際も、彼から守る事ができなくなっていた。身内を走る快感の波が、繰り返し、繰り返し、私を捉える。
 背中の下にある冷たい地面と、そして、私の身体にしっかりと巻き付けられた男の腕と、そして、私を押しつぶす厚く盛り上がった胸板と。しがみつくその男の身体が無ければ、私は、宙を舞い、打ち上げられそれからまた急降下を繰り返す、初めてのその快感に耐えられなかっただろう。

 初めて。そう、本当に初めてだった。私の貧しい性体験は、もどかしく自分の身体をどう扱っていいのか分からない延々と続くオナニーと、中途半端なオーガズムとも呼べない薄っぺらな快感のまとわりついたセックスによって、作りあげられていた。
 本の中で、ネットの動画で、たくさんの女たちの喘ぎ声で彩られた「逝く」と言う出来事が、実際はどんなものなのか、知らないと思い込んでいた。昇り詰める。気持ちよく弾ける。その最中でも私は冷静で、翌日の晩ご飯の献立だってたてられた。我を忘れると言う快感とやらに思い焦がれ、私は、布団の中でこっそりとえろちっくなロマンス小説や官能小説をひっくり返しながら、溜息をつくばかりだったのだ。

 だから、男が、私を草むらの中で、石ころにつまづくような場所で腕の中でゆらし、やがて、まるで、ホテルのダンスパーティの中に居るようにロマンチックに踊らせてくれながら、私を「逝かせて」くれると言った事も、まるで、信じていなかった。服も脱がせないで、セックスしないでどうやって、そんな事が出来るものか、と。

 「できる」と、男はにやりと笑いながら言った。優実が俺に逆らわないならば、俺に、すべてを預けるのなら。波に乗り、一緒に、海の底へ潜る覚悟があるのなら。

 そうして男は、そっと、私を腕に絡め捕り、頬に口づけ、その唇を滑らせて、吸いつかせては、優しく歯を立て、ああ…とにかくよく分からないままに、気がつけば立っていたはずの私はいつの間にか膝が折れ、地面の上に横たえられて、男の身体にしがみつきながらも抵抗する事を繰り返していた。

 うねりが押し寄せる。

 逃れようと、もがく。逆らってはいけない。一緒に、共に・・・。
けれど、あまりにも鮮烈で強烈な快感に耐えられなくなって私は暴れずにはいられなかった
頭の上に水があるのに、足もつかない大海原で、息を吸おうとして、伸びあがる。私を水面に浮かび上がらせて、一瞬息を吸い込む余裕を与えてくれるのは、その海の底に私を沈ませようとしている男。だた私が必死になってしがみついているその男だけなのだった。


→舞姫2へ続く・・




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Category: 物語
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